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シミュレーション

あなたの店にも「ゴト師」が来る!! 突然ですが、パチンコ店には必ずゴト師が来ます。

言い換えればゴト師が来ないパチンコ店は存在しないと言えます。被害に遭う、遭わないは別にして、どんな雰囲気のホールで、不正行為(ゴト行為)が通用する台があるのかどうか、隙が有れば不正行為(ゴト行為)を働いてやろうといったゴト師やゴトグループが虎視眈々と狙っていることは間違いありません。

ホールにゴト師が来たときの被害シミュレーション

今のパチンコ・パチスロ業界におけるゴト師などの不正行為は「体感器・裏ロム・ハーネス・セル・ピアノ線・磁石・電波」など、その手口も益々高度化・多様化しています。ホールに来るパターンも実にいろいろあって、1人で来る者もあれば、数人のグループ、または数十人のグループでローテーションを組んでホール側が絶対に気付かないくらいの小額ずつ稼いで行く巧妙なやり方をするところもあります。

ご参考までに実際に起こりえるパターンを次のようにまとめてみました。

台の種類 ゴト師の人数 一台の被害玉数 合計 被害金額
羽根物 3人 10,000発 30,000発 120,000円
CR 3人 12,500発 37,500発 150,000円
パチスロAタイプ 実行犯1人
替役兼見張り2人
5,000枚 5,000枚 100,000円
パチスロART 実行犯1人
替役兼見張り2人
10,000枚 10,000枚 200,000円
メタルサンド、ホッパーゴトなど 実行犯1人
替役兼見張り2人
10,000枚 10,000枚 200,000円
  合計 770,000円

たとえば、不正ロムを各機種に2~3個入れられたとします。

1ヶ月間、毎日打ち子が交代でゴト行為で抜きに来て純利益で1日3万円抜いて行くとすると、単純計算で、
打ち子1×稼動30日×純利3万円=被害90万円
の被害が出ます。

非常に簡単なことですが、打ち子が2人になれば180万円、3人になれば270万円の被害が出ます。稼動が良くて出しても目立たない機種なら純利益が4万円、5万円になることもありえます。

「不正ロムを2~3個入れられた」の部分は、
「セル・ピアノ線ゴトが出来る台がある」
「電波発信機が使える台がある」
「攻略法が通用する台がある」など
他の不正行為に置き換えることも出来ます。

もちろん、相当稼動が良いホールでなければ1日に全コーナーで抜くことは無いでしょうが、そのホールを狙ってくるゴト師グループが1グループだけとは限りません。1つのホールを2、3つのゴト師グループが狙ってくることもあるのです。その場合は確実に出玉を一般のお客様にまったく還元できなくなり、ホール経営の危機に晒されてしまうことは想像に難しくないでしょう。そんな抜き方をしたらデータでわかると思われるかもしれませんが、最近のゴト師は自分たちが抜いてもデータでわかり難いように通常時の確率を下げた不正ロムを使ったり、一般のお客様が打ち込んでお店が黒字になっている台を狙ったり・・・という非常に巧妙な手口を使ってきます。

ゴト師グループは『打ち子を頻繁に通わせて常連化させたり』、『何人かでローテーションを組んだり』、『ある程度負けておいてそのイメージでホールを油断させ、たまに大勝ちして利益を確保する』など、いろいろなパターンで攻めてきますので、そういったノウハウをもってチェックをしていないと、気付いたときには莫大な被害が出ていた・・・ということもあります。

また、この例はあくまでも『細く・長く抜いていこう』という抜き方で、『1度限り・2度と来ない』という場合はゴト師が大挙して押し寄せ、なりふりかまわず1日で抜けるだけ抜くという抜き方をしてくるので、被害は1日に数十万円から・・・下手をすると数百万円を超えます。

ゴト師に派手に抜かれた場合、『目に見える被害額』はもちろんのことですが、本当の被害は『目に見えない被害』で『その場に居合わせた一般のお客様にご迷惑をお掛けすること』になり、『ホールの雰囲気が悪くなる』上に、最悪の場合、根も葉もない噂などで『ホールに対するお客様のイメージが極端に悪くなる』などの連鎖反応が起きます。一度悪くなってしまったホールに対するお客様のイメージを良くすることは非常に難しく、その労力とコストを考えればゴ ト師が来てもゴト行為を出来ぬように事前にゴト対策を講じておくことの重要性をお分かり頂けると思います。

1つ確実に言えることは、ホール様には『常に最新のゴト情報を入手し』ゴト対策を施工して『スタッフ1人1人が危機意識をもって業務にあたる』ことが必要です。

その『最新のゴト情報』と『コストをかけずにゴトを防止できるゴト対策の施工方法』、『スタッフの危機意識向上』をホール様にご提供することが弊社の業務とご理解頂ければ幸いです。

不正行為とは!!

「台を叩いたり、引っ張ったりして遊技する行為」
この行為をする人に対しては、口頭にて厳重に注意をすること。繰り返し注意をしたにも関わらず止めない人に関しては、法律による裁きを受けさせることもできますが、周囲のお客様にご迷惑を掛けないよう、また事後の処理を考え、あまり大事にならないように対処して下さい。
「磁石、セル、ピアノ線、電波発信機等の道具を使用して玉やメダルを不正に得る行為」
このような行為をする輩をゴト師と呼びます。この行為をする人に対しては、窃盗罪により警察に引き渡すこともできます。
「不正ロム、不正ハーネス等を使用して玉やメダルを不正に得る行為」
これらは発見が難しく厄介なものですが、日頃のチェック・対策により防止することができます。